仕事

毎年恒例のことなのですが、自分の業界は今頃の時期になると、来年の春夏発売予定の新製品の見本作りに入ります。
8月頭ぐらいまでは、少ない量なのですが、通常商品と平行して試作品も作ってきました。
8月の中旬に行われる販売会議で最終決定をし、見本としての生産が9月の中旬から始まります。
見本の生産と平行して、各工程で工程の見直しする感じになります。
仕様の最終決定は、見本が全部作り終わり次第決定します。
それまでは、試行錯誤しながらの生産になると同時に、その新製品の販売店に向けた展示会が今月末の東京から始まります。
展示会での評判が、来年の販売に繋がるので、今から必死な状態です。
ちなみに、その展示会で不評だった商品は、生産しないで終わる場合もあり。
これは業種に関係なく、どこもほぼ同じだと思います。
今が勝負の時期だと言った所です。
ここでの評判が来年に繋がる、その為見本が流れてきたら、気が抜けません。
見本の第一陣が自分の所に来ると、いつものこととは言え気が気じゃないです。
そう思っていたところ、見本の第一弾が今日、自分の工程に流れてきました。
自分の工程では、最も古株である自分が一番最初にやることになっているので、手にした瞬間はかなり緊張しました。
数的には少ないとは言え、第一弾の見本。
後で何を言われるか、分からないことだらけなので、目視での点検は気を抜けなかったです。
ただ、第一陣と言うこともあり、特別に変わったことは無し。
普段よりかなり慎重になってしまいましたが、見本も無事に次の工程に渡すことが出来ました。
特別に変わったことはなく、一安心と言ったところです。
ただ、最終的な結果出るのは、来週に入って早々の28日。
何もないことを祈るのみです。