4年

東日本大震災が発生してから今日で4年、自分は職場でこれまでにない激しい揺れを体験しました。
その為、揺れ始めてからすぐに停電となり、職場では資材等が散乱した状態になりました。
すぐに外に避難したため、職場では人災はなし。
尚、外に避難してから2度めの揺れがあり、こちらもかなり大きかったです。
この地震の影響で、携帯は全くつながらない状態になりました。
発生から2時間経っても停電はそのまま、終業時間前だったのですが、そのまま帰宅となりました。
帰宅中の車のラジオで、職場の震度は6弱、地元の震度は6強。
この震度を聞いたときは、本当にびっくりしました。
これもラジオからの情報で、震源地である東北では津波被害が出ており、多数の被害者が出ていることを知りました。
家に帰ると、家族は全員無事、周辺にもこれといった被害は出ていなかったのですが、地元の海岸線では津波被害が出て、地区によっては死者、行方不明者も出たと、防災無線からの情報がありました。
1週間後、がれき撤去のボランティアで地元被災地の状況を見たのですが、正直言葉にならなかったです。
震災以前の姿が、全くない状態。
この現実を見た瞬間、地震の恐ろしさを改め実感しました。
がれき撤去の合間を見て、被災地区の知り合いを周ってみたのですが、自宅が被災した人が何人かは出たものの、自分の知り合い関係は全員無事。
それだけが救いでした。
知り合い関係全員の無事が確認できた時は、本当に安心しました。
あれから4年、被災地区では徐々に復旧の兆しが見えてきているのですが、完全な復旧にはまだ程遠い状態。
これは被災した地域全般に言えること、規模が大きかっただけに、まだまだ時間がかかるでしょうね。
東日本大震災は、これまで起きたすべての震災と同じく、絶対に風化させてはならない。
大震災から4年目となる今日を迎え、改めて思いました。
被災地を目の当たりにしたからこそ、余計にそう感じました。