またしても

太宰ゆかりの別荘全焼、不審火の疑い強まる


神奈川県小田原市曽我谷津で26日未明、太宰治の小説「斜陽」の舞台となった別荘「雄山荘」が全焼した火事で、約10年前から空き家だった別荘は通電されておらず、漏電の可能性はないことが小田原署の調べで分かった。


 門の鍵はかかっておらず、敷地内に自由に入れる状態だったことから、同署は不審火の疑いが強いとみて出火原因を調べている。

 同県内では、文化財などの火災が相次いでいる。2007年5月と08年1月に藤沢市旧モーガン邸が2度全焼。09年3月には、横浜市戸塚区にある国重要文化財の旧住友家俣野別邸と、大磯町の吉田茂元首相旧邸が全焼した。

 雄山荘の全焼を知った近所の主婦(70)は「太宰ゆかりの別荘が灰になり、悲しくて泣けてくる」と顔をゆがめた。

(2009年12月26日20時26分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091226-OYT1T00850.htm

昨年辺りから、神奈川ではこの手の事件が続いています。
歴史的に貴重な建物がこんな事になるなんて、自分も悲しくなりました。
このようなことは、二度と起こって欲しくないです。
一刻も早く解決されることを祈ります。